新高1は英語の先取りを!

· 英語勉強法,塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門 進学塾EX 塾長のブログ

新高校1年生は学校のオリエンテーションも終わり、学校から課題を出された人も多いのではないでしょうか。

新高校1年生に注意したいのは、学校のペースで英語の勉強をやっていても遅い、ということです。

高校から、そのうち単語帳が配られると思います。そして、定期的にその単語テストを行う高校も多いです。

ただ、テストの範囲は相当少ないですし、単語テストの頻度も圧倒的に少ないです。

そうすると、単語帳1冊が終わるまで、相当な期間をかけることになります。半年以上かかってやっと1周が終わるなどという学校もあります。

結果、春先に覚えたはずの単語が夏にはすっかり抜けてしまっているということになりかねません。

英単語の暗記は、とにかく素早く1周暗記してしまうことです。素早くやっている以上、完成度は落ちるかもしれません。でもそれでいいのです。素早く終わらせる代わりに、何周も反復すればよいだけです。

また、英文法も1年間かけて単元ごとに習っていく学校が大半です。中には1年かけても英文法が教え終わっていない高校もあります。

これも、間延びした勉強であり、英文法の体系がしっかり頭の中に入らない危険性があります。

国立大学志望者、特に理系志望者は高2の後半から高3まで勉強することが膨大になります。数学B・数学Ⅲ・数学Cすべて重たいテーマです。また、理科を2科目共通テストで戦えるレベルにまで仕上げなければなりません。

そうすると高3で英語に費やせる時間は極めて限られているのが実情です。

理想は高2の最後の段階で、英語をある程度入試で戦えるレベルまで仕上げることです。

そのために、高1の比較的時間に余裕がある時期に一気に単語を覚え、文法も一通り習得できるよう徹底的に先取りすることが重要です。そうすることで受験を圧倒的に有利に戦えるようになります。