教科書を大事にする

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

中学生に新教科書が使われるようになり1年以上経過しました。

当ブログでも何回か書きましたが、英語の新課程の教科書は圧倒的に難易度が高くなり、各中学校の定期テストの平均点も軒並み低くなる傾向があるようです。

ただ、逆に言えば、その難化した教科書を徹底的にやりこめば、相当力になります。

新教科書を批判的に論じている塾関係者も多いですが、批判しても教科書は変わりません。

次に指導要領改訂まで、現行の教科書は内容そのままで使い続けることになるわけですから、うまく利用することを考えた方がよいです。

宇都宮高校、宇都宮女子高など県立トップ高校受験を考えているのであれば、教科書をしっかりとやっていれば十分点数は取れます。

入試では教科書内容を超える問題は出題されません。教科書内容に忠実に作られています。

にもかかわらず満点はなかなかとれません。それだけ教科書を使いこなせていないということです。

当然、英語の教科書の本文自体が入試に出てくるわけではありません。

しかし、単語、文法、表現は全て教科書に出てきます。

それらを下地に長文練習やリスニング練習をするわけです。

これは応用ではありません。基本です。基本の繰り返しです。

教科書内容を丁寧に繰り返す、定期テストでは高得点をとれるように暗記、演習を重ねていく。

これで基礎ができますので、その後、様々なパターンの練習をしていくことが必要です。

教科書内容をがっちり固める。当たり前ですがとても大事なことです。