宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ
生徒に指導したり、接する時に考えるべきことの一つに、「時代をよく読む」ということが上げられると思います。
すなわち、自分が学生だったときの常識、価値観で判断しない方がよいということです。
当然価値観の中には、時代によって不変なもの。未来に渡って大切にすべき価値観というものがあり、それは大切にすべきです。
しかし、変わるべき価値観、変わってしまう価値観というものもあると思います。
たとえば、起業。
私が大学生の頃に比べて、大学生のうちに起業する学生がかなり増えているようです。
これに対して、「学生なのに起業なんて」と、否定的な大人も多いようです。
起業に伴うリスク=「いかに資金調達するか、お金を管理するか、どのように従業員を雇うかなど」を冷静に判断できるのであり、かつ、若いうちに社会に提供したいものがあるのならば、起業するというのは、合理的な考えです。時代に合っています。
また、YouTuberやインスタグラマーになるというのも、そのリスクが分かっているのであれば、ありだと思います。
当然成功する人は一握りですが、それをわかって、うまくいかないときに改善できるのであれば、やりたいのであればやるべきです。うまくいかないことを恐れたら何もできません。
リスクなく、安定がベストというのは従来の価値観です。
特にこれからの日本で特に何の特徴もなく、言われたことだけしっかりやるという人間に育っても、変化の予測ができないこれからの時代に生き抜いていけるでしょうか。
そして、仮に若い時に失敗しても、その後いくらでも取り返しができます。真剣に一つのことに注力することが、どれだけその人にパワーを与えるかということを考えるべきです。
仮に起業で失敗しても、YouTuberが全然再生されなかったとしても、真剣に挑戦した経験は大きな財産になります。そして次にそれを生かせばいい。それだけです。