宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ
共通テストの出願も終わり、大学受験生は、いよいよ仕上げの段階に入ってきます。
第一志望の過去問演習にそろそろ入りたいタイミングですし、共通テスト模試で取れていない科目に関しては本腰を入れて対策を始める時です。
この時期に、大学受験生が陥りやすいこと。それは英語力は単語力だと過信してしまうことです。
確かに単語帳でわからない単語は少なくなってきた。英文を読んでいても、そこまで単語がわからなくて内容が理解できないこともない。
そうすると、英文を読むときに単語の意味をつなげて満足してしまう危険性が出てきます。
配点の高い長文読解でも、単語の意味は分かるから筆者が何を言おうとしているかは何となくわかる。
でも、なぜか内容一致で誤答してしまい、点数が伸びないというのが典型的な例です。
特に共通テストではその傾向が顕著になります。
こうなってしまう原因は英文を構造通りに読めていないからです。
英文を見たときに主語・動詞を見切る。そして修飾関係を把握する。
上位で安定する受験生はその作業を一瞬で行います。
ただ、できる受験生でも最初から一瞬で意味を把握できるのではありません。
最初はゆっくり丁寧に文法に基づいて読む。しっかり解釈する。
↓
徐々に英文のパターンが頭に入ってくる。
↓
読んだ瞬間に文の構造が見切れるようになる。
以上のステップをたどります。
焦ることなく、基本に依拠する。
単語力がついてきているのであれば、それだけで点数は伸びます。
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