宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ
現高２は１月の進研模試が返却され始めてます。また今月・来月に高２にとっては初めてのマーク模試が行われます。
共通テスト形式での模試において、今の実力でどの程度太刀打ちできるか、知るための貴重な模試になります。
共通テスト本番まで約１年のこの時期の点数に一喜一憂しても何の意味もありません。
模試は復習し、次につなげて初めて意味があります。
以下模試の復習のポイントをお伝えします。
１．自己採点
よくない模試から逃げたくなる気持ちもよくわかりますが、ここで誤答と向き合えるかが最初の鍵です。
模試の遅くとも翌日にはやりましょう。
自分のできたこと、できなかったことは何かを確認します。
マーク模試では正解不正解の判定は容易ですが、記述模試で、採点基準が解答に載っていない場合は、自己採点は点を出するではなく、自分の答案を解答の要素ごとに分けて、それぞれの箇所が正解と扱われるか否か分析してください。
２．なぜ間違えたかの分析
なぜ間違えたのか、問題、解説、辞書、参考書などを確認しながらチェックします。
例えば、
・単語の意味がわからなかったから間違えたのか。
・熟語の意味がわからなかったから間違えたのか。
・文法・構文力が不十分で間違えたのか。
・英文の内容をうっかり読み飛ばしていたのか。
・内容は理解できたのに選択肢の判断を誤ったのか。
このように「不正解」といっても様々原因があります。
丁寧に時間をかけて分析してください。
３．長文読み直して語彙を確認する
長文の中にはでてきた知らない単語をリスト化します。
その上で、自分が使っている単語帳に載っているか確認し、載っていたら覚え切れていなかった問うことなので、その単語周辺の単語もきちんと暗記しなおす。
載っていない単語はルーズリーフ・単語カード・単語帳アプリなどに記録して覚えていってください。
語法などを確認するために辞書も引きましょう。
聞いたこともない病名・固有名詞などの英単語は覚えなくてもいいですが、知っていることにこしたことはありません。極力覚えてください。
４．実際の採点を確認
採点された答案が返却されたら、どこで減点されているのか確認します。
・マーク模試ではマークミスがないか。
・記述模試では自分が予想したものとどうずれているか確認します。
採点にズレがあって、その理由がわからない時は、やはり信頼できる指導者に相談してください。
ここまで模試の復習を徹底する生徒は少数派です。せっかく受けた模試を有効活用できるようにしてください。
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