宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ
英語の基礎力(語彙・文法)がある程度できるのに、長文読解が苦手な子どもたちは、長文を読むときに読む前から「どうせ読めない」と腰が引けてしまうことがよくあります。
視線があちこちに飛び、なんとか読み進めるものの、内容が頭に入ってきません。
しかし、「この段落に書いてあることを大体でいいからまとめて説明して」と指示を出すと、意外にもそれなりにまとめられます。
これは、英語の長文を読む際に必要なスキルが「文法的に読める」ことや「語彙を知っている」ことだけではないことを意味します。
英語の文章を読み進めながら内容を頭に留め、話の筋を追いかけるためには、別の訓練が必要です。
「筋を追いかける訓練」や「ざっと一通り読む訓練」を積むことが、子どもたちの英語力を高めるためには不可欠です。
まず、「筋を追いかける訓練」ですが、文章の主要なアイデアやストーリーの流れを理解することを目的とします。
具体的には、段落ごとに要約を作成する練習を通じて、文章の骨組みを把握する力を養います。
これにより、子どもたちは英語の長文を読む際に迷わずに筋を追いかけることができるようになります。
次に、「ざっと一通り読む訓練」です。
この訓練は、細かい部分にとらわれずに全体の流れを理解する力をつけることを目指します。例えば、特定の時間内に長文を読み終えることを目標にすることで、読む速度を上げる練習をします。
この方法により、子どもたちは時間をかけすぎずに英語の文章を読む習慣を身につけることができます。
塾で大学受験生向けに採用している長文読解の教材は、どの程度のスピードで読めたかを記録するページがあります。
日頃から、読解スピードを意識して訓練してもらいます。
闇雲に長文問題集を数だけこなしても、内容理解やスピードなど多様な事項を意識付けながら読まないと実力は上がってこないのです。
宇都宮市英語専門進学塾EX
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