短いメッセージの裏にあるコミュニケーションの本質

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ

現代の若者たちが日々使うLINEやSNSのメッセージは、まるで暗黙の了解で「短く、素っ気なく」が美徳とされています。

彼らは長い文章を「鬱陶しい」と感じ、句点ひとつですら冷たく見えてしまうといいます。

英語の世界でも同じような傾向が見られます。ピリオドさえも省略することが増えてきました。こうした変化は、これが現代のコミュニケーションスタイルなのです。

しかし、短いメッセージに誤解が生じやすいことも事実です。

相手に誤解を与えずに、自分の真意を伝えたいと願えば願うほど、文章は長くなりがちです。

それが若者世代では逆に許容されないというのであれば、対応は難しくなります。

短く、なおかつ相手にどう思われるかを気にしなければならない若者たちは、常にバランスを求められています。

この「短く素っ気ない」スタイルが広がることで、言葉を尽くして相手に理解を求める姿勢が薄れていくのではないか考えます。

「LINEとリアルは別」と言うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

日常的に使うコミュニケーション手段が、私たちの人間関係や対話のスタイルに影響を与えないはずがありません。

私たちが子どもたちに伝えたいのは、短さや簡潔さも大切ですが、それ以上に大切なのは、相手の気持ちを推し量り、言われた相手の立場に立って考えるという当たり前の心です。

どんなに短いメッセージでも、そこに心が込められていれば、相手に伝わるものがあります。

逆に、どんなに長い文章でも、ただ情報を並べただけでは、心に響くことはありません。

コミュニケーションの本質は、文字数ではないのです。

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