宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ
英語を指導していると、様々な伸びない原因と向き合うことになります。
そして一番克服が大変なのは「面倒くさがり」な生徒です。
この「面倒くさがり」という感覚は、私たち大人の想像をはるかに超えた強さで子どもたちを支配しています
驚くべきことに、多くの生徒たちは3秒以上考えることすら面倒に感じ、適当な答えを書いてしまいます。
例えば、英語の同意文書き換えの問題で、文章を訳すことなく思いつきで回答する生徒が少なくありません。主語と動詞がない文を平気で書く。日本語と同じ順番に思いついた単語をただ並べるだけです。
時制への注意?そんなものは彼らの頭の中には存在しないのです。
例えば、昨日公園に行きましたという文を「I go to the park yesterday」と普通に書くことがあります。こちらで「昨日って書いてあるよ」と注意を促すと、生徒はそのミスにすぐに気づきます。ただ、そこを考えようとしないのです。
たった3秒考えれば気づくはずの時制の誤りですが、その3秒すら惜しんでしまっているのです。
興味深いのは、多くの生徒が「今きちんとやれば後の100の面倒なことを避けられる」ということを理解していながら、目の前の「1の面倒」を避けてしまうことです。これは単なる怠惰ではなく、即時的な快楽を求める脳の働きが関係しています。
最も警戒すべきは、この「面倒くさがり」が習慣化してしまうことです。一度形成された習慣は、意識的に考える前に反射的に行動を引き起こします。つまり、「ちゃんとやろう」と思っても、体が勝手に「適当に済ませよう」としてしまうのです。
大事なことはそうなる前に丁寧に確認すべきことを意識させることです。主語動詞の確認、修飾関係の確認、時制の確認、態の確認、名詞の可算不可算の確認。
英文を書く時にこれらのことを毎回しつこく確認する習慣を植え付ける。習慣化するまで意識を向けさせることです。
そして普段からこういうことを意識し英文を音読する。そうすれば意識しなくてもミスをしなくなります。
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