判断力が鍵

個々の生徒に寄り添う英語教育の真髄

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ

英語を学ぶ際には、たくさんの選択肢があります。最近はやりのオンライン指導。わかりやすい参考書。カリスマ講師による映像授業・・・・・・

しかし、なぜ私が少人数個別指導に価値があると感じ、指導しているのか。

その理由は、私が持つ「判断力」を塾生および保護者に提供したいからです。

教育における判断力とは、単に知識や技術を伝えるだけでなく、生徒一人ひとりの能力、性格、学習スタイル、目標を正確に把握し、それに基づいて最適な学習プランを立てる能力です。

大手塾のように画一的なカリキュラムを押し付けるのではなく、各生徒の現状と成長に合わせて柔軟に対応することが、真の個別指導の本質だと私は考えています。

例えば、中学生のAさんは、文法は得意・リーディングに苦手意識があると言って塾に入ってきました。

通常のカリキュラムでは、リーディングが苦手ならその量を増やすところでしょう。

ですが、入塾前面談でAさんの答案を見ると、文法が得意といっていながら、本質的な理解がなされていないようなミスをしていることがわかりました。

本人はリーディング対策ばかりやるものだと思っていたようですが、私が現状の分析を本人に伝え、まず短い文を正確に訳せるようにすることから始め、徐々に長文に移行していくアプローチを取りました。

 

結果として、Aさんは半年後には英検準1級に合格し、無事志望校に合格できました。

 

この成功は、Aさんの個性と学習スタイルを正確に判断し、適切な学習計画を立てた結果だと考えています。

 

また、生徒の学習態度だけでなく、家庭環境、特に親子関係の見極めも重要です。例えば、中学生のBくんは、当初、宿題や学習計画のすべてを母親に頼っていました。

 

本人が困る前に親が手をかけて助けてしまう。

 

結果、本人が困難なときに自分で立ち上がる力がまったく育っていないという状況でした。

 

この状況を改善するため、徐々にBくん自身で考えたり判断したりする機会を増やし、成功体験を積み重ねていきました。その結果、中学3年生になる頃には、自主的に学習計画を立て、実行できるようになりました。

 

大手塾や AI による苦手なところの自動判定など便利なツールが普及する中、私のような小規模塾が提供できる最大の価値は、この「判断力」にあります。

 

生徒一人ひとりを深く理解し、その成長に最適な道筋を見出す。これこそが、真の個別指導であり、私が目指す指導の姿です。

 

英語教育は単なるスキル習得ではありません。それは、生徒たちが世界とつながり、自己実現の可能性を広げていく過程です。その過程を、私は細やかな判断と柔軟な対応で支援していきたいと考えています。

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