塾の本質とは?インプットとアウトプットのバランスを考える

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ

塾の役割とは?学習を深めるために必要なこと

「塾って一体何のためにあるのか?」という根本的な問いかけは、塾選びの際に重要なポイントになります。さらに、私自身にとっても、塾のアイデンティティを考える上で欠かせないテーマです。

私は塾を運営するにあたり、学力向上には インプット(知識の習得)とアウトプット(練習・活用) の両方が必要だと考えています。

学校の授業とインプットの役割

新しい知識を学ぶ インプット の主な機会は、学校の授業です。

これは極めて重要な時間であり、生徒には「授業はしっかり受けて、その場でできるだけ理解すること」を強く勧めています。

しかし、学校の授業では、限られた時間の中で膨大な範囲をカバーしなければなりません。

そのため、知識を深めるための アウトプット(練習・定着) の時間が圧倒的に不足しがちです。

家庭でのアウトプットの難しさ

では、不足するアウトプットを家庭で補えるでしょうか?

理想的には可能ですが、実際には多くの家庭で難しさを抱えています。

・親がついていないとやらない

・親がついていても進まない

・親が忙しく時間が取れない

・感情的になり、学習が進まなくなる

・親も内容を教えられない

・どの程度やればよいのか判断が難しい

結果として、家庭での学習がうまく機能せず、むしろ逆効果になるケースすらあります。

塾が果たすべき役割

そこで塾の出番です。アウトプットをしっかり確保できる環境を提供すること が、塾の重要な役割の一つだと考えています。

もちろん、塾では単なる演習だけでなく、以下のような インプットとアウトプットの両面 を意識した指導を行っています。

 

・学校の授業で理解できなかった部分を解説(インプット)

・誤答の見直しや要約練習を通じた思考整理(アウトプット)

・読書や語句調べを通じた知識の広がり(インプット)

・学んだことを書いたり要約する練習(アウトプット)

インプットだけでは成績は上がらない

学校の授業(インプット)を受け、塾でも講義型の授業(インプット)を受ける。この場合、アウトプットはどこで行うのでしょうか?

「説明を聞く」×「説明を聞く」だけでは、知識は定着しません。

 

「じゃあ、塾が宿題を大量に出せばいいのでは?」という考えもありますが、それでは「家庭でのアウトプット」の課題に戻るだけです。

 

結局、効果的なアウトプットを確保するには 塾内で、講師の前で実践すること が最も確実なのです。

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