宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ
塾長も記事を書いた、11月19日発売「名門公立高校受験道場流【自学力の育て方】受験突破だけで終わらないために」
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書籍「自学力の育て方」が先週発売されましたが、反響をいただいております。
塾長は2つの記事を担当しましたが、そのうちの一つが自学力のベース「英語編」です。
この記事に関し、質問をいただきましたのでご紹介します。
Q:中1の子どもがいます。本松先生は、中1から英語を習い始めても問題ないと書籍で書かれています。うちの子は小学生の時、特に英語を習っていません。今のところは定期テストの点数は取れているものの、子どもの様子を見ていると本当に英語がわかっているのか心配です。
学校の授業がほとんど文法用語を使わないで行われているようなのですが、最近の授業はそんなものなのでしょうか?
A:書籍にも書きましたが、中1から本格的に英語を学び始め、学年1位を取っている生徒は過去に何人もいます。
もちろん、音声に対する感受性は、年齢が若いほど敏感なので、小学生の早い段階から英語を習っている生徒の方がリスニング力が優れている傾向はあります。
しかし、書籍で書いたとおり、リスニング力は音声の勉強をしっかりやることで問題なく高めることができます。
正しい学習を続けていれば、学年が進むにつれ、小学校の早い段階から英語を習っていた子とリスニング力の差はなくなっていきます。
本当に英語がわかっているか、簡単に調べられるのが英作文をさせてみることです。
中1の今の時点であれば、「彼女は毎日どこでテニスをしますか」というような単純な文を聞いてみて即答できるかが大事です。
質問を聞いてから2~3秒で"Where does she play tennis every day?"と答えられれば基礎力はある可能性が高いです。
しかし、答えるのに10秒以上かかったり、doesでなくdoやisを使っているようであれば、基礎力はないと推察できます。
学校の授業ですが、文法用語を使わないよう教務主任から言われているケースもあり、一概に学校の先生を責められません。
そもそも週4時間の授業で、文法、リスニング、スピーキングのみならず、会話、自己表現まで指導することは困難です。新しい指導要領は学校の授業時間では手に負えない内容を要求しているように思えます。
したがって、学校の授業で足りないものを自学や塾などに通うことで補う必要があります。