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今月行われた英検1級1次試験の問題が英検のホームページにアップされていたので、試しに解いてみることにしました。
結果 問1の語彙問題が25問中23問正解。問2以降の読解問題は満点という結果でした。
英検1級に受かったのが12年前ですが、合格当時より語彙を増強した結果、語彙問題の正答率が上がっています。
やはり英検1級、準1級合格のためにはパス単の暗記が欠かせません。今回の語彙問題もほとんどパス単英検1級に掲載されている語彙です。
英検1級と準1級・2級との大きな差は要求される語彙レベルと読解の処理スピードです。
実は英検2級レベルの文法や英文解釈力をきちんと仕上げれば、英検1級、準1級の問題にも十分太刀打ちできます。このレベルになると級が上がっても、文法・解釈のレベルが大幅に上がることはないのです。
逆に言うと、大学入試レベルの文法をきちんとたたき込めば、読解にはほとんど困らないということです。
大学入試レベルの基本こそが実用英語の出発点ともいえます。
英検は実用英語技能検定が正式名称ですが、実用英語とは何も会話に限りません。
英字新聞、雑誌、小説の読解、snsに流れるテキストメッセージの理解など、読解も実用英語の大きな柱です。
スピーキング重視の流れで大学入試の英語改革が行われようとしてますが、読解をきちんとできることも十分「実用」的な英語の技能です。