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最近はNEXT STAGEやVINTAGEなどの文法問題集を使って文法を学ぶ学校が増えています。
こういった文法問題集は左側に4択問題(たまに、並べ替え・語句補習問題)があり、右側にその解説がまとまっているのが特徴です。
この解説、コンパクトにまとまっていて非常にいいのですが、使用には注意が必要です。
この手の本は、コンパクトにまとまっている代わりに、文法の体系的理解のための記述が十分ではないのです。
あくまで問題集がメインで、解説はおまけと考えた方がいいでしょう。
では、文法の体系的な理解をするためにはどうすればいいかというと、総合英語系の本を参照するということです。
総合英語系の本と言えばFORESTでしたが、絶版になるということで、事実上それを受け継いでいるEVERGREENがわかりやすいです。
ただ、宇都宮周辺では、あらかじめ総合英語系の本を学校側から配布されているケースがよくあります。
高校での採用率が高いのが数研出版のデュアルスコープです。その他ブレイクスルー総合英語なども使われています。
どの総合英語系の本を利用しても構わないのですが、高校の授業を聞いても、しっかり文法体系が理解できなかった場合、総合英語系の本を読んでみましょう。
その際にポイントとなるのが目次を頭にいれるということです。
仮定法といえば、仮定法過去の解説から始まり、未来のことをあらわす仮定法などの解説を経て、慣用表現の紹介などで終わっていると思います。
慣用表現を一つ一つ覚えることも、もちろん大切ですが、そもそも大きな流れを理解することが総合英語系の本を読む際の目的ですから、まず目次を思い出せるようにすること。
それが文法体系理解のための第一歩です。
宇都宮英語専門 進学塾EX