宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ
塾長も記事を書いた、11月19日発売「名門公立高校受験道場流【自学力の育て方】受験突破だけで終わらないために」
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中1の英語カリキュラムが大変なことになっているお話は本松学習塾のブログの方に書きました。
半年以上経ち、各学校の定期テスト平均点などの情報を見ると、中1のこの時期にしては著しく点が低い学校も多いです。
例年、3人称単数や代名詞がでてくる今頃になって英語が苦手な子がでてくるのですが、夏休み前から脱落してしまっている生徒も多くいるようです。
学校の授業が会話中心にも関わらず、塾にも行っていない生徒は、脱落率がかなり高くなっています。
文法の説明をせず、ひたすら音読の繰り返しというような授業では、テストの点は取れません。
テストの点は取れなくても英語を楽しく学べればいいという考えもあるかもしれませんが、本当の意味で英語をマスターしたのであれば、学校のテストなど難なく解けるはずです。
そして、例年だと中1の最後と中2の最初に割り当てられていた過去形の単元の指導が学校でもうすぐ始まります。現在形ですらおぼつかないのに過去形が入ってきたら、さらなる脱落者がでるでしょう。
また、今のところ英語の成績がそれほど問題ない生徒も油断は禁物です。
英語の点数がそこそこ取れている生徒でも、定期テストの答案分析をすると、理解が相当甘い場合も多いです。
単語の暗記や熟語の暗記でなんとか乗り切っているだけで、根本理解が不十分。
それでは上位高校・さらには大学受験に向けての基礎固めにはなりません。
分厚い基礎に支えられてることによって初めて高いところに手が届くのです。
高みを目指す中1生は、本当に既習範囲の理解が完璧か自問自答することが必要です。