アウトプットの量~共通テスト対策~

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kadokawa

共通テストが終わりました。

英語リーディングは、昨年度より面倒くさい作業が増えたと思います。ただ、同形式をたっぷり訓練してきた人には影響があまりなく、当塾塾生も9割近く取っている生徒は多いです。

英語リスニングは、後半になればなるほど、きつくなり集中力が保てたかが鍵です。最後の4人の会話は、昨年に比べ、誰が発言しているのかわかりやすくなっており、出題が改善された印象です。

ひっかけ満載の出題は英語力ではなく、情報処理力・注意力測定にしかならないと思いますが、出題者側が、理想論ばかり追っているので、しばらくこういった出題傾向になりそうです。

現中3が高3になる時に、出題方針に再検討を加えるようですので、その時にまともになることを期待しますが、それまでは現形式に慣れるしかありません。

ひっかけ満載の出題に対応するには、演習量を増やすしかありません。

とにかく量です。

特に国立2次試験、難関私立大対策に気を取られ、文法・英文解釈にエネルギーを注いでいると、共通テストでは足下をすくわれます。

逆に言うと、国立2次試験、難関私立大レベルに夏休みまでに達することが理想です。

そうすれば共通テストに4か月以上対策をあてられます。

必要な情報のみを瞬時に読み取り、巧妙にしかけられたひっかけに気づき、処理する訓練は、やはりある程度時間がかかります。

そうすると、現高2生は少なくとも高3のゴールデンウィークまでに、単語・熟語・文法・基本的な英文解釈まで終わっていないと厳しいです。

現高2生は即座に受験勉強をはじめてください。