高校の課題と英語力

· 英語勉強法,塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門 進学塾EX塾長のブログ

栃木県のほとんどの高校で中間テストが終わり、成績表が返されています。

また、3学期制の高校は1学期の中間テストから期末テストまでの期間が短く、中間が終わったと思ったら、すぐに期末か、という感想を持つ高校生も多いでしょう。

高校1年生は中学生の時には見たことがない悪いテストの点数を見て、びっくりしてしまう場合が多いです。

特に、進学校に通っている場合はそうなります。

中学時代は英語で点数が取れたのに、高校入学後に取れなくなる原因の一つに学校の課題に振り回されていることがあります。

すなわち、課題をやるだけで手いっぱいになり、課題を終わらせるだけで勉強した気になっってしまっているのです。

進学校では、教科書以外の副教材として様々なテキストが渡されます。

それらは週末課題や小テスト、定期テストの範囲に含まれていることも多く、何とか一通りやるのですが、結局、表面的にやっただけでおしまいになってしまいがちです。

その後、問題を繰り返して覚えるという時間が取れていない生徒が多いです。

では、課題を有効に行うにはどうすればいいでしょうか。

まず、課題を馬鹿正直にやらないことが大切です。

わからない問題をいつまでも悩むというのは時間の使い方が上手とはいえません。

課題には解答・解説がついていることが多いです。単語や熟語を調べたり、英文構造が分からない場合、時間をかけすぎないようにして解答・解説を見た方がいいです。

自分で考えたり、調べたりしてこそ勉強という考えもあると思いますが、基礎知識なしに悩む時間ばかり増やしても英語力は上がりません。

そしてやった課題のうち重要語句や構文など暗記すべき事項をしっかり覚える時間を取ることです。

調べたり、考えたりするのに無駄に時間を取るぐらいなら、その分の時間をしっかり暗記にまわしましょう。