小学国語の重要性

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮市英語専門進学塾EX 塾長のブログ

英語に限らず、外国語を学ぶためには、その言語の構造をしっかりと理解する必要があるということです。

この基礎となるのが、母語における修飾・被修飾の関係の理解です。

小学校で国語の授業を受ける中で、主語・述語、修飾・被修飾の関係をしっかりと学ぶことは、英語学習にも大いに役立ちます。

特に、修飾語がどの部分を修飾しているのかを理解することが、正確な意味を把握する鍵となります。

例えば、「走っている少年」や「机の上の本」といったフレーズは、修飾語の位置や役割を理解していないと、意味を正しく捉えることができません。

このような理解は、小学校の国語の段階からしっかりと養っていくことが重要です。

また、文法的な知識を持つことは、読解力や作文力を高めるだけでなく、思考力や論理的な表現力を育むことにもつながります。

これは、将来的な学習全般にわたって非常に有益です。

文の構造を理解することで、文章全体の意味を正確に把握し、適切に表現する力が養われます。

現状では、小学校の国語や中学校の英語で修飾・被修飾の関係が十分に教えられていないことが多いように感じます。

実際に「この文の主語は何?」という基本的な質問にキョトンとしてしまう子どもたちが多いのが現状です。

小学国語で軽視されがちな国語文法をワークなどを使って、トレーニングを積むことが重要で、中学以降の英語を体系的に身につける基礎力につながります。

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